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IR情報 アニュアル・レポート | 宝ホールディングス株式会社

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Academic year: 2018

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(1)

京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町 番地

この用紙費用の一部は『日本赤十字社』に寄付されています。

この印刷物は環境に配慮し、植物油インキ・水なしオフセット印刷で制作しています。

Annual Report

(2)

企業理念 連結財務ハイライト 事業構造

株主・投資家の皆様へ

特集1/独自の発想と技術力で、 新たな歴史を切り拓く

特集2/商品力と多様化する和食ニーズへの対応力で、 海外市場を深耕

特集3/収益力の強化と成長分野への集中的な 資源投入で、事業拡大をさらに加速 事業概況

コーポレートガバナンス 社会・環境側面の取り組み 役員

10カ年連結財務サマリー 主要子会社データ 投資家情報

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 31 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34

INDEX

この報告書に記載されている、当社および当社グループの現在の計画、見通し、戦略、 確信等のうち、歴史的事実でないものは、将来の業績に関する見通しであり、これらは 現時点において入手可能な情報から得られた当社経営陣の判断に基づくものですが、 重大なリスクや不確実性を含んでいる情報から得られた多くの仮定および考えに基 づきなされたものです。実際の業績は、様々な要素によりこれら予測とは大きく異な る結果となり得ることをご承知おきください。実際の業績に影響を与える要素には、 経済情勢、特に消費動向、為替レートの変動、法律・行政制度の変化、競合会社の価格・ 製品戦略による圧力、当社の既存製品および新製品の販売力の低下、生産中断、当社 の知的所有権に対する侵害、急速な技術革新、重大な訴訟における不利な判決等が ありますが、業績に影響を与える要素はこれらに限定されるものではありません。

将来見通しに関する注意事項

売上高・売上高原価率

2015年 2014年 2013年

2012年 (3月期)

250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 63 62 61 60 1 0 198,690 200,989 209,568 225,364 4,608 130,386 253,253 80,000 60,000 40,000 20,000 0 36 35 34 33 1 0 売上高原価率

売上高

売上高研究開発費率 研究開発費

売上高当期純利益率

親会社株主に帰属する当期純利益 売上高販管費率販売費及び一般管理費

2016

2015年 2014年 2013年

2012年 2016年(3月期)

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期)

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期)

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期)

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期) 67,96368,225 70,631

D/Eレシオ 有利子負債

減価償却費及びその他の償却費 資本的支出

5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 4 3 2 1 0 3,027 3,090 3,376

150,000 100,000 50,000 0 12 10 8 6 4 2 0 94,783 100,040 121,431 300,000 250,000 200,000 150,000 100,000 50,000 0 6 4 2 0 197,437 207,586 238,577 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 80 60 40 20 0 38,493 43,098 38,909 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 6.0 5.5 5.0 4.5 4.0 0.5 0 9,264 9,133 9,490

5,330 5,282 8,967 4,997 4,687 3,995 7,055 10,280 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 8 6 4 2 0

(百万円) (%) (百万円) (%)

(百万円) (%)

(百万円) (%)

販売費及び一般管理費・

売上高販管費率 営業利益・売上高営業利益率

研究開発費・売上高研究開発費率 親会社株主に帰属する当期純利益・

売上高当期純利益率

自己資本当期純利益率 (ROE)

自己資本 総資産当期純利益率

(ROA) 総資産

(百万円) (%) (百万円) (%)

(百万円) (%)

資本的支出・

減価償却費及びその他の償却費 (百万円)

自己資本・自己資本当期純利益率(ROE) 総資産・総資産当期純利益率(ROA) 有利子負債・D/Eレシオ

D/Eレシオ=有利子負債÷自己資本×100 4,973

5,209 61.1

61.1 61.561.5 61.8 61.8 60.3 60.3 77,815 34.5 34.5 34.2 34.2 33.9 33.9 33.7 33.7 1.5

1.5 1.51.5 1.61.6

2.0 2.0 2.32.3

3.1

3.1

2.0 2.0 2.32.3 4.2

4.2 4.84.8

40.6 40.6 43.143.1

32.0

32.0 32.932.9 4.7

4.7 4.54.5

11,680 6,180 42,837 6,003 5.2 5.2

売上高営業利益率 営業利益

(百万円) (%)

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期)

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期) 5,537

9,533

2015年

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期)

自然との調和を大切に、

発酵やバイオの技術を通じて

人間の健康的な暮らしと

生き生きとした社会づくりに貢献します。

売上高 営業利益 親会社株主に帰属する当期純利益

225,364

百万円

11,680

百万円 前期比

+2.7

前期比

+5.3

前期比

+23.6

7,055

百万円

海外売上高比率 自己資本当期純利益率(ROE) 総資産当期純利益率(ROA)

20.5

5.4

前期比

+2.7

ポイント

前期比

+0.9

ポイント

前期比

+0.4

ポイント

2.7

2015年 74,003 33.7 33.7 11,096 5.1 5.1

2015年 219,490

61.2 61.2

4.5

4.5

2015年 5,706 2.6 2.6 2.0 2.0 3,754 1.7 1.7 5.4

5.4 2.72.7

131,923

2015年 4.5 4.5

264,438

2015年 2.3

2.3 36.636.6

48,324

2015年

9.3 9.3 4.9 4.9 4.6 4.6

企業理念

連結財務ハイライト

(3)

事業構造

タカラバイオ株式会社 東証マザーズへ上場 グループ内の事業を再編

宝ヘルスケア株式会社設立

フーデックス社(フランス)の株式を取得 (海外日本食材卸事業に参入  )

長期経営ビジョン「宝グループ・ビジョン2020」スタート 「宝グループ中期経営計画2013」スタート 「宝グループ中期経営計画2016」スタート

タカラバイオ株式会社 東証第一部へ市場変更

2014年 2013年

2012年 (3月期)

200,000 150,000

100,000

50,000

0

192,025

8,410

2016年 (百万円)

売上構成(2016年3月期) 利益構成(2016年3月期)

宝酒造グループ

225,364

85.2

%

連結売上高

地域別 売上構成比 タカラバイオグループ

13.2

%

国内

79.5

%

海外

20.5

%

宝ヘルスケア

0.8

%

その他

宝酒造グループ

72.0

%

タカラバイオグループ

22.8

%

宝ヘルスケア

0.6

%

その他

11,680

連結営業利益

1842年 1864年 1925年 1949年 1977年 1979年

1982年 1984年 2002年

創業(清酒の製造・販売を開始) 焼酎・みりんの製造を開始 寶酒造株式会社を創立 株式を上場

宝焼酎「純」発売

国産初の遺伝子工学研究用試薬 「制限酵素」を発売(バイオ事業を開始)

米国で清酒の現地製造を開始 タカラcanチューハイ 発売 持株会社体制へ移行

2004年 2006年

2010年

2011年

2014年 2016年

宝酒造グループ   タカラバイオグループ   宝ヘルスケア 宝グループのあゆみ

その他子会社

宝ヘルスケア

(健康食品事業)

タカラバイオグループ

(バイオ事業)

安定収益基盤と成長事業で、独自の強固な 事業ポートフォリオを構築

宝ホールディングスは、酒類・調味料事業を展開する宝酒造グループ、バイオ事業を展開するタカラバイオグループ、

健康食品事業の成長を加速させる役割を担う宝ヘルスケアを傘下に置く持株会社として、 グループ全社の経営を調整・統括し、最大限の事業成果を追求しています。

この持株会社体制のもと、宝グループは、酒類・調味料事業を安定的な収益基盤とし、

バイオ事業と健康食品事業という有望な将来性のある成長事業を有する、独自の強固な事業ポートフォリオを築いています。

宝グループの中核である宝酒造グループでは、焼酎、清酒、 ソフトアルコール飲料や調味料、原料用アルコールなどを製造し、 日本国内のみならずグローバルに販売しています。また、海外で は日本食レストラン向けに和食の食材・調味料などを販売する 海外日本食材卸事業の基盤構築にも注力しています。

宝 酒 造グループ

(酒類・調味料事業)

タカラバイオグループは、バイオ研究者向けの試薬・機器の製造・ 販売や研究受託サービスの国内外での提供に加えて、健康食品 素材の開発やキノコの栽培・販売も手がけています。また、これ ら事業の収益を投資し、遺伝子治療や細胞医療の核となる 技術の商業化を推進しています。

宝ヘルスケアは、高齢者の増加や健康志向の高まりを背景に 拡大を続ける健康食品市場に向けて、宝グループの持つ独自 素材や技術を活かした安心・安全な健康食品を開発し、通販 サイトなどを通じてお客様に直接お届けしています。

持株会社である宝ホールディングスでは、グループ経営基盤の強化、風土・人財育成、社会・環境行動の推進などを通じて、 グループ全体の事業成長と企業価値向上を目指しています。

宝ホールディングス

売上高推移

192,025

百万円

(前期比+1.0%)

(前期比+7.3%) 売上高

8,410

百万円

営業利益

29,729

百万円

(前期比+14.5%)

(前期比+15.8%) 売上高

2,667

百万円

営業利益

1,865

百万円

(前期比+12.9%)

(前期比+68.7%) 売上高

64

百万円

営業利益

200

100

0

-100 -200 175,503 176,946 182,306

6,768 6,387 6,329

2,338 2,008

1,424

-114 -22

21 19,578 20,564

23,905

1,547 1,691 1,954 190,089

2015年 2012年 2013年 2014年 (3月期) 10,000

8,000 6,000 4,000 2,000 0

2016年 7,840

2015年 (百万円)

営業利益推移

2014年 2013年

2012年 (3月期)

30,000

20,000

10,000

0

29,729

2,667

2016年 (百万円)

売上高推移

2014年 2013年

2012年 (3月期)

3,000

2,000

1,000

0

2016年 (百万円)

営業利益推移

25,969

2015年

2,302

2015年

2014年 2013年

2012年 (3月期)

3,000

2,000

1,000

0

1,865 64

2016年 (百万円)

売上高推移

2014年 2013年

2012年 2016年(3月期) (百万円)

営業利益推移

1,652

2015年

38

2015年

長期経営ビジョン 「宝グループ・ビジョン2020」

酒類・調味料事業 (宝酒造グループ)

国内外において環境変化に強い

バランスのとれた事業ポートフォリオへ

海外への事業拡大 健康食品事業

(宝ヘルスケア) バイオ事業 (タカラバイオグループ)

国内外の強みを活かせる市場で

事業を伸ばし、

環境変化に強いバランスのとれた

事業構造を確立する

経営目標

(4)

株主・投資家の皆様へ

 当期(2016年3月期)の日本経済は、輸出関連企業を中心とした企業収益や 雇用・所得環境の改善が進み、景気は緩やかに回復を続けていますが、個人消費 にその効果を及ぼすまでにはいたっていません 。一方、世界経済は米国や欧州 で緩やかな景気拡大を続けているものの、アジア新興国の景気減速や資源価格 の下落など、依然として先行き不透明な状況が続いています。

 このような環境の中、当社グループは「環境変化に強いバランスのとれた事業 構造の確立」を目指す長期経営ビジョン「宝グループ・ビジョン2020」の実現に 向けた第2ステップとなる「宝グループ中期経営計画2016」に沿って、国内事業 での収益力向上、海外事業の拡大・伸長、バイオ事業の成長加速などの事業戦略 を積極的に推進しました。

 この結果、当期の連結売上高は前期比2.7%増収の2,253億64百万円と、5期 連続で過去最高を更新しました。利益面でも、営業利益は前期比5.3%増益の 116億80百万円、経常利益は同8.6%増益の128億40百万円、親会社株主に 帰属する当期純利益は同23.6%増益の70億55百万円と、いずれも増益を達成 しました。国内酒類事業の収益力向上などに課題はあるものの、中期経営計画 2年目の当期の連結業績は、前期に引き続き順調に推移したと評価しています。

増配する方針とし、配当総額の税引後営業利益に対する比率を「みなし配当性向※ として、30%を目安に配当を実施しています。また、資本効率の向上に資する自己 株式取得についても、状況に応じた機動的な実施を検討することとしています。 当期の配当については、この方針に基づき1株あたり11円の普通配当を期初に 予定していましたが、2015年9月に迎えた会社創立90周年を機に、永年にわたる 株主・投資家の皆様のご支援にお応えすべく、記念配当1円を加え、12円の配当を 行いました。なお、次期の配当は12円の普通配当を予定しています。今後も安定 的な配当の継続を基本としつつ、業績連動の要素も加味した株主還元に努めます。 ※ みなし配当性向:配当総額/(連結営業利益×(1-法定実効税率))

当期(2016年3月期)の連結業績

全事業グループで増収・増益を達成。

長期ビジョン実現に向けた取り組みを

着実に進めています。

宝ホールディングス株式会社 代表取締役社長

柿本 敏男

2016年3月期連結業績の増減要因

〈営業利益〉 〈売上高〉

225,364

百万円

11,680

百万円

売上高 前期比

+5,873

百万円

営業利益 前期比

+584

百万円

連結売上高は5期連続で過去最高を更新しました。

当社では中長期的な視野のもと、宝グループ全体の事業基盤の強化と利益成長 の実現による企業価値および株主利益の最大化を目指した利益配分を行って います。株主の皆様への利益還元については、連結営業利益の水準に応じて

株主還元について

主力の焼酎は市場縮小の影響から減収となり、清酒も最需要期である年末が 暖冬だった影響もあり販売が伸びず、前期並みに止まりましたが、戦略商品である “松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒”は、当期に新発売した“松竹梅白壁蔵 「澪」<DRY>スパークリング清酒”の寄与もあり販売が拡大しました。また、

日本食市場の広がりを背景に米国での清酒の売上も伸びました。ソフトアルコール 飲料は基幹商品に成長した“タカラ「焼酎ハイボール」”や、新商品の“タカラ果汁 入り糖質ゼロチューハイ「ゼロ仕立て」”が増収に寄与しました。

調味料では、消費税増税前の駆け込み需要の反動の影響が一巡したこともあり、 本みりんが増収となったほか、食塩ゼロ品質訴求を徹底した料理清酒や、加工 業務用ルート向けの食品調味料も増加し、増収となりました。

海外日本食材卸事業では、和食人気を背景とした需要拡大を受け、フランス のフーデックス社、スペインのコミンポート社、イギリスのタザキフーズ社の欧州 グループ各社がいずれも好調で、前期比2桁増の大幅な増収となりました。

以上の結果、宝酒造グループ全体の売上高は、前期比1.0%増収の1,920億 25百万円、営業利益は前期比7.3%増益の84億10百万円となりました。

宝酒造グループ

タカラバイオグループのコアビジネスと位置付けるバイオ産業支援事業では、 主力の研究用試薬が円安の影響もあり海外を中心に売上を大きく伸ばしたほか、 受託サービスおよび理化学機器も売上が増加し、前期比2桁増の大幅な増収と なりました。医食品バイオ事業では、キノコ関連製品が減少した一方、健康食品の 売上が増加しました。遺伝子医療事業については、レトロネクチン法、レトロネクチン 拡大培養法、siTCR等の自社技術を利用した遺伝子治療など、複数の臨床開発 プロジェクトが商業化に向けて着実に進展しました。

以上の結果、タカラバイオグループ全体の売上高は前期比14.5%増収の297億 29百万円、営業利益は前期比15.8%増益の26億67百万円となり、5期連続の 増収、7期連続の増益となりました。

タカラバイオグループ

宝ヘルスケアでは、ガゴメ昆布「フコイダン」シリーズ、ボタンボウフウ「イソサミジン」 シリーズなどの健康食品が、通信販売を中心に引き続き好調に売上を伸ばしました。 この結果、売上高は前期比12.9%増収の18億65百万円となり、営業利益は 前期比68.7%増益の64百万円となりました。

宝ヘルスケア

(百万円)

2016年3月期の売上高増減要因

〈宝酒造グループ〉

(百万円)

2016年3月期の売上高増減要因

〈タカラバイオグループ〉 2015年3月期

実績

その他酒類

本みりん ソフトアルコール 飲料 清酒 焼酎

その他調味料

海外日本食材卸

2016年3月期 実績 その他

190,089

25,969

192,025

29,729 原料用

アルコール等

-183

+1,918

+382

+31 -4,207

+678

+534

+399

-239

+3,029

+3,050

+294

− +6

2015年3月期 実績

2016年3月期 実績 受託その他 理化学機器 研究用試薬

遺伝子医療 事業 医食品 バイオ事業

バイオ産業 支援事業

+3,727

2015年3月期 実績

2016年3月期 実績

宝酒造 グループ

タカラバイオ グループ

その他

+1,936

+3,759

+213

-35

219,490

225,364

宝ヘルスケア

(百万円) (百万円)

2015年3月期 実績

2016年3月期 実績

宝酒造 グループ

タカラバイオ グループ

その他

+569

+364

+26

-375

11,096

11,680

宝ヘルスケア

(計画)(3月期)

株主還元の状況

1株当たり配当金 みなし配当性向※

(円) (%)

40

30

20

10

0 16

12

8

4

0

37.6 28.3 30.9

2016年 2017年 2015年

2014年

29.2

長年のご支援にお応えすべく、創立90周年記念配当を実施しました。

※ みなし配当性向:

(5)

株主・投資家の皆様へ

増配する方針とし、配当総額の税引後営業利益に対する比率を「みなし配当性向※ として、30%を目安に配当を実施しています。また、資本効率の向上に資する自己 株式取得についても、状況に応じた機動的な実施を検討することとしています。 当期の配当については、この方針に基づき1株あたり11円の普通配当を期初に 予定していましたが、2015年9月に迎えた会社創立90周年を機に、永年にわたる 株主・投資家の皆様のご支援にお応えすべく、記念配当1円を加え、12円の配当を 行いました。なお、次期の配当は12円の普通配当を予定しています。今後も安定 的な配当の継続を基本としつつ、業績連動の要素も加味した株主還元に努めます。 ※ みなし配当性向:配当総額/(連結営業利益×(1-法定実効税率))

当社では中長期的な視野のもと、宝グループ全体の事業基盤の強化と利益成 長の実現による企業価値および株主利益の最大化を目指した利益配分を行っ ています。株主の皆様への利益還元については、連結営業利益の水準に応じて

240,000

230,000

220,000

210,000

200,000

中期経営計画2016 定量目標との比較

〈連結営業利益〉

実績・計画 中期経営計画2016の目標値

(百万円) 〈連結売上高〉 (百万円)

13,000

12,000

11,000

10,000

9,000

実績・計画 中期経営計画2016の目標値 (計画)2017年

2016年 2014年 2015年

(計画)2017年

2016年 2014年 2015年

(計画)2017年

2016年 2014年 2015年

219,490 225,364

11,680 232,000

11,096

12,000 230,000

209,568

9,490

〈海外売上高比率〉

(3月期) (3月期)

(%) 22 20 18 16 14 12 10

実績・計画 中期経営計画2016の目標値

13.0

(3月期) 17.8

20.5 21.4

16.0

「宝グループ中期経営計画2016」では、最終年度の2017年3月期に「連結売上高 2,300億円以上」「連結営業利益120億円以上」「海外売上高比率16%以上」を達成 する定量目標を掲げています。2年目の当期は、連結売上高、営業利益ともに目標達成に 向けて着実に進捗させることができました。また、海外売上高比率については中計初年度 に目標数値を前倒しで達成しており、当期はこれをさらに高めることができました。

このように定量目標に関しては順調に計画が進捗していますが、より重要なのは、 長期経営ビジョン「宝グループ・ビジョン2020」の経営目標である「国内外の強みを 活かせる市場で事業を伸ばし、環境変化に強いバランスのとれた事業構造を確立 する」ことです。当社グループが将来にわたって持続的に成長していくためには、為替 レートの変動も含めた国内外での様々な環境変化に耐えられる、バランスのとれた 強固な事業構造にグループ全体を「変革」できるかどうかが鍵を握ります。この点に おいて「中期経営計画2016」の3年間は、非常に重要な位置付けにあると考えて います。この事業構造の「変革」に向け、4つの重点戦略を着実に進めています。

国内事業では、スパークリング清酒「澪」が、2015年8月から“松竹梅白壁蔵 「澪」<DRY>スパークリング清酒”をラインアップに加えたこともあり、100万 ケース規模の出荷数量にまで拡大しました。スパークリング清酒市場での高い シェアを維持し、消費者やお取り扱い店の皆様からの評価も依然として高い 「澪」は、ファン層の拡大によってまだまだ売上を伸ばせると考えています。

海外日本食材卸事業も、世界での日本食市場の拡大を背景に、欧州3社で順調 に業績を伸ばしています。今後は既進出エリアにおける新規顧客の獲得を進める とともに、欧州のみならず、アジア・オセアニアを含めた新規エリアへの進出に よる売上拡大を図っていきます。

バイオ事業においても、バイオ医薬品などの製造開発支援サービス(CDMO事業) については、2014年10月に稼働させた「遺伝子・細胞プロセッシングセンター」 を中核拠点に順調に拡大しており、今後もバイオ医薬品や再生医療関連の製造 受託・開発支援に積極的に注力していきます。また、遺伝子医療・細胞治療の分野に 関しても、HF10をはじめとする遺伝子治療の早期商業化に向けて複数のプロ ジェクトを着実に進展させていきます。

「宝グループ中期経営計画2016」の進捗状況

最終年度の目標達成に向けて着実に進展しています。

「宝グループ中期経営計画2016」の概要

グループ経営基盤の強化 社会・環境行動の推進

「宝グループ・ビジョン2020」の実現に向けて、国内では収益力の向上、海外では事業の拡大・伸長に 取り組むとともに、バイオ事業の成長加速により、環境変化に強いバランスのとれた事業構造に変革していく

基本方針

健全な財務体質を維持しながら、資本効率を意識し、

利益成長のための重点戦略への積極的な投資と、適切な株主還元を実施する

財務方針

技術で差異化された商品の開発・育成により、国内事業の収益力を向上させるとともに、 海外日本食材卸網を積極的に拡大し、海外事業を大きく伸長させる

再生・細胞医療分野へ戦略的な投資を行い、バイオ事業の成長を加速させる

ダイレクトマーケティングを通じて、健康食品事業の成長を加速させる

事業戦略 定量目標

宝酒造グループ

タカラバイオグループ

宝ヘルスケア

2017年3月期 宝グループ連結

売上高

2,300

億円以上 営業利益

120

億円以上 海外売上高比率

16

%以上

重点戦略 「澪」を中心とした清酒売上高の拡大

重点戦略① 宝酒造グループ 重点戦略② 宝酒造グループ

欧米をはじめとする世界での日本食材卸網構築

遺伝子治療・細胞医療における臨床開発の推進 バイオ医薬品などの製造開発支援サービス(CDMO事業)拡大

重点戦略③ タカラバイオグループ 重点戦略④ タカラバイオグループ

風土・人財の育成

「宝グループ中期経営計画2016」の位置付け 宝グループ

中期経営計画2013

環境変化に強い バランスのとれた

事業構造を確立

2011年度

(2011年4月) (2014年4月)2014年度 (2017年3月)2016年度末 (2021年3月末)2020年度末

宝グループ・ ビジョン2020の実現 国内では収益力の向上、

海外では事業の拡大・伸長に取り組むとともに、 バイオ事業の成長加速により、環境変化に強い

バランスのとれた事業構造に変革していく 国内での安定成長を

実現するとともに、 海外で大きく成長するための

事業基盤を拡大

第1ステップ

第2ステップ

第3ステップ 宝グループ

中期経営計画2016

定量目標

定量目標売上高:

2,300

億円以上

営業利益:

120

億円以上 海外売上高比率:

16%

以上

売上高:2,000億円以上 営業利益:100億円以上 海外売上高比率:10%以上

少子高齢化や人口減少、消費者の嗜好の変化や多様化などを背景に、国内では次期も 厳しい競争環境が予想される一方、海外では日本食市場のさらなる拡大が期待されます。  こうした状況のもと、国内事業では、戦略商品であるスパークリング清酒「澪」 について、若年層以外にも幅広い世代の方に人気のある新たな広告タレントを起用 し、より多くの皆様に商品の美味しさを味わっていただくためのプロモーション

次期(2017年3月期)の注力分野と業績見通し

「中期経営計画2016」の目標達成を次につなげていきます。

に注力していきます。ソフトアルコール飲料では、好調の“タカラ「焼酎ハイボール」” について、取り扱い店舗の拡大によってさらなる販売増を目指すとともに、当期発売 した“タカラ果汁入り糖質ゼロチューハイ「ゼロ仕立て」”について、果汁を使用し ながらも、糖質をはじめ、プリン体、甘味料、香料、着色料の5つのゼロを実現した 品質をアピールし、長期的な視点でブランド育成を進める方針です。

 これら戦略商品への注力と同時に、次期からは従来の商品ラインアップを補完 する新商品の開発にも取り組みます。当社の基本方針である「技術で差異化 された商品の開発・育成」は継続しながらも、市場の変化によりスピーディかつ タイムリーに対応していくためには、既存の基幹商品や戦略商品を補完する商品群 も必要であるという認識のもと、新商品開発プロジェクトチームを組織しました。 これによって各カテゴリーに新商品を順次、開発・投入していきます。

 海外日本食材卸事業では、欧州を中心とした既進出エリアでの新規顧客の拡大に 努めると同時に、グローバルでの販売網拡大にも引き続き取り組んでいきます。  これらにより、次期の宝酒造グループの売上高は前期比2.6%増収の1,970億円、 営業利益は同3.4%増益の87億円を計画しています。

(6)

少子高齢化や人口減少、消費者の嗜好の変化や多様化などを背景に、国内では次期も 厳しい競争環境が予想される一方、海外では日本食市場のさらなる拡大が期待されます。  こうした状況のもと、国内事業では、戦略商品であるスパークリング清酒「澪」 について、若年層以外にも幅広い世代の方に人気のある新たな広告タレントを起用 し、より多くの皆様に商品の美味しさを味わっていただくためのプロモーション

株主・投資家の皆様へ

に注力していきます。ソフトアルコール飲料では、好調の“タカラ「焼酎ハイボール」” について、取り扱い店舗の拡大によってさらなる販売増を目指すとともに、当期発売 した“タカラ果汁入り糖質ゼロチューハイ「ゼロ仕立て」”について、果汁を使用し ながらも、糖質をはじめ、プリン体、甘味料、香料、着色料の5つのゼロを実現した 品質をアピールし、長期的な視点でブランド育成を進める方針です。

 これら戦略商品への注力と同時に、次期からは従来の商品ラインアップを補完 する新商品の開発にも取り組みます。当社の基本方針である「技術で差異化 された商品の開発・育成」は継続しながらも、市場の変化によりスピーディかつ タイムリーに対応していくためには、既存の基幹商品や戦略商品を補完する商品群 も必要であるという認識のもと、新商品開発プロジェクトチームを組織しました。 これによって各カテゴリーに新商品を順次、開発・投入していきます。

 海外日本食材卸事業では、欧州を中心とした既進出エリアでの新規顧客の拡大に 努めると同時に、グローバルでの販売網拡大にも引き続き取り組んでいきます。  これらにより、次期の宝酒造グループの売上高は前期比2.6%増収の1,970億円、 営業利益は同3.4%増益の87億円を計画しています。

0.1%増益の128億50百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同0.3%増益 の70億80百万円を計画しています。「中期経営計画2016」の定量目標を着実 に達成し、次の中期経営計画につながる1年にしたいと考えています。

バイオ産業支援事業では、研究用試薬の売上拡大に引き続き注力するとともに、 「遺伝子・細胞プロセッシングセンター」を中核拠点としたCDMO事業のさらなる

拡大を目指していきます。同センターにおけるウイルスベクター製造や細胞加工 サービスのほか、併設の遺伝子解析拠点「バイオメディカルセンター」も活用する ことで、ゲノム解析などの遺伝子検査、遺伝子工学研究支援までも含む「ワン ストップ」のサービス体制を構築し、事業拡大に取り組みます。

医食品バイオ事業では、キノコ事業の収益改善を継続して進めるとともに、機能性 表示食品の開発などにより収益拡大を目指します。

遺伝子医療事業では、これまで進めてきた臨床開発プロジェクトの中から、 HF10など当社単独の開発によって承認申請を目指す3つのプロジェクトを選択し、 早期商業化に向けた取り組みをいっそう強化します。

これらにより、次期のタカラバイオグループ売上高は、当期比4.3%増収の 310億円、営業利益については同1.2%増益の27億円を計画しています。

タカラバイオグループ

会社設立10周年となる次期も、ガゴメ昆布「フコイダン」シリーズ、ボタンボウフウ 「イソサミジン」シリーズを中心とした通信販売事業の売上拡大を目指し、積極的な 広告宣伝に取り組みます。2015年4月から始まった「機能性表示食品制度」についても ヒト試験の実施により有効性を検証するなど、研究開発の強化にも取り組みます。

これらにより、次期の宝ヘルスケアの売上高は前期比7.2%増収の20億円、 営業利益は同70.5%増益の1億10百万円を計画しています。

以上の各グループの取り組みにより、次期のグループ連結売上高は、前期比 2.9%増収の2,320億円、営業利益は同2.7%増益の120億円、経常利益は同

宝ヘルスケア

 当社は2015年9月に会社創立90周年を迎えました。その歴史を振り返れば、 まさに挑戦の繰り返しであったと言えるでしょう。例えばバイオ事業への挑戦は、 50年以上前の試薬の製造・販売からスタートし、地道な努力を継続してきたことで、 遺伝子・細胞医療分野での成功がようやく結実しようとしています。酒類事業に おいても、1982年に米国で清酒の現地生産を開始するなど、早くから海外での 製造・販売に乗り出し、さらに近年では海外日本食材卸事業にも参入するなど、 常に新たな分野への挑戦を続けてきました。積極果敢なチャレンジが失敗に終わった ことも幾度もありましたが、その失敗経験を糧として、新たなチャレンジに活かして いくことが何よりも重要だと考えています。

 チャレンジにはもちろんリスクが伴います。現在の当社グループでは、海外事業 の拡大に伴い、グローバル規模での様々なリスクマネジメントの重要性が増して います。これに対応すべく、当期には海外の新規グループ会社を対象とした基盤 整備チームを社内に新設しました。特にコンプライアンスに関しては、単に制度を 作るだけでなく、まずトップ自らが衿を正し、法令を遵守する企業風土を醸成して いくことが最も重要だと考えており、今後も各社のマネジメント層に徹底を図って いきます。また、各社に共通する管理業務を集約して効率化を図るシェアード サービスなど、グループ会社へのサポート体制についても整備を進めています。 当期より運用が始まった「コーポレートガバナンス・コード」については、独立社外 取締役の増員など適宜対応を進め、最適なコーポレートガバナンス体制を構築して いきます。

 こうしたグループとしての強固な経営基盤があってこそ、果敢なチャレンジを成功 に導くことができると考えています。長期経営ビジョンを実現し、さらにはその先 の「飛躍」に向けて、当社グループはこれからも持続的成長を目指していきます。 株主・投資家の皆様には、引き続き当社グループへの温かいご支援を賜りますよう、 何卒よろしくお願い申し上げます。

株主・投資家の皆様へのメッセージ

グループ経営基盤をさらに強化しつつ、

果敢にチャレンジを続けていきます。

〈営業利益〉

2016年3月期 実績

2017年3月期 計画

宝酒造 グループ

タカラバイオ グループ

その他

+289

+32

+45

-48

11,680

12,000

宝ヘルスケア

(百万円)

営業利益 前期比

+319

百万円

2017年3月期連結業績(計画)の増減

〈売上高〉

売上高 前年比

2016年3月期 実績

2017年3月期 計画

宝酒造 グループ

タカラバイオ グループ

その他

+4,974

+1,270

+134

+255

225,364

232,000

宝ヘルスケア

(百万円)

売上高 前期比

+6,635

百万円

(7)

独自の発想と技術力で、

新たな歴史を切り拓く

挑戦し続けた90年

 当社は2015年に創立90周年を迎えました。この90年間は、 パイオニアとして様々な可能性に挑み続けた“挑戦の歴史”でも あります。1842年、京都・伏見での清酒づくりで創業した当社 は、その後、焼酎やみりんなどへ業容を拡大。1916年には新式 焼酎「寶焼酎」の製造を開始し、全国的に知名度を高めます。 1925年寳酒造株式会社を創立し、1933年には「松竹梅」 ブランドで清酒事業を再興。戦時下では様々な統制経済の 影響を受けるも、軍需用アルコールなどで命脈を保ち、戦後 の経済復興期には、焼酎人気の高まりを背景に「寶焼酎」は トップブランドになりました。また、当時高級調味料であった みりんの一般家庭への普及にも大きく貢献しました。1957年 に参入したビール事業では苦戦が続き撤退を余儀なくされ ますが、1960年代後半からは清酒「松竹梅」が“よろこびの 清酒”として大躍進。以後も宝焼酎「純」、「タカラcanチュー ハイ」、全量芋焼酎「一刻者」など、市場に新たな息吹を吹き 込む商品を次々と生み出してきました。

2016年3月期も革新的商品を市場投入

 当社のチャレンジは今も続いています。2015年6月には “タカラ果汁入り糖質ゼロチューハイ「ゼロ仕立て」”を発売。 独自技術「果実のおいしさ閉じ込め製法」(特許出願中)により、 果汁を使用しながらも、糖質、プリン体、甘味料、香料、着色料を 含まない『5つのゼロ』を業界で初めて実現した「ゼロ仕立て」は、 様々な食事に合わせて楽しめる、健康志向の新しいタイプの チューハイとしてご好評をいただいています。

 2015年8月には「澪」ブランドの新商品として、“松竹梅 白壁蔵「澪」<DRY>スパークリング清酒”を発売。すっきり とした爽やかでキレのある味わいを特長に、清酒のファン層 をさらに広げています。

 90年の歴史を通じて清酒、焼酎、ソフトアルコール飲料、 調味料の各分野で数々の革新を成し遂げてきた当社。これから もあくなきチャレンジ精神で、「和酒」のトップメーカーを目指し ていきます。

 2011年には“松竹梅白壁蔵「澪」スパークリング清酒”を 発売。ほのかな甘みとほどよい酸味の味わいが幅広いお客様 に支持されています。

 「澪」の開発のスタートは、発売の6年前に遡ります。アル コール度数が低く、清酒独特の匂いを抑え、清酒に馴染みの 薄いライトユーザーにも受け入れてもらえる商品づくりを テーマに試行錯誤を繰り返し、独自の製造技術を確立しました。 販売数量は年々拡大しており、当期は97.5万ケースを出荷 。

一過性ではない息の長いヒット商品にすべく、これからも 着実に育成していきます。

スパークリング清酒「澪」誕生

特 集

1

宝酒造グループ

「澪」売上高・販売数量推移

国内酒類事業の生産・販売数量

(億円) (万ケース)

60 50 40 30 20 10 0

300 250 200 150 100 50 0

2016

2013年 2014年 2015年 (3月期)

(計画) (1ケース:300ml×12本入換算)

売上高

38.5 37.2

97.5 97.5 94

94

2017年 44.7

113 113 販売数量

新式焼酎「寶焼酎」 製造開始

1916

松竹梅酒造 設立

1933

松竹梅「たけ」発売、 よろこびの清酒 「松竹梅」躍進

1968

宝焼酎「純」 発売

1977

海外での 清酒製造開始

1982

松竹梅「白壁蔵」 <生酛純米>

発売

2008

タカラ「焼酎ハイボール」 発売

2006

松竹梅白壁蔵「澪」 スパークリング清酒

発売

2011

松竹梅白壁蔵

「澪」<DRY> スパークリング清酒

発売

2015

タカラ果汁入り 糖質ゼロチューハイ「ゼロ仕立て」

発売

2015

ビール事業に 参入

1957

本格米焼酎 「よかいち」

発売

1993

全量芋焼酎「一刻者」 発売

2001

「タカラ canチューハイ」

発売

1984

宝焼酎「純」

当時のお酒の世界的な潮流であった「白色 革命(ホワイトレボリューション)」の追い風を 受け、自社技術の粋 を集めて開発されま した。スタイリッシュ なボトルデザインも 相まって、既 存の 焼酎のイメージを 一新し、後のチュー ハイブームの先駆け ともなりました。

Epoch-Making

Product

松竹梅白壁蔵「澪」 スパークリング清酒

白壁蔵の高い技術力が生み出した、アル コール分5%のスパークリング清酒は、 お米生まれのほのかな甘みとほどよい酸味 が特長。清酒市場に「スパークリング清酒」 という新しいカテゴリーを切り拓きました。

Epoch-Making

Product

1977

全量芋焼酎「一刻者」

「一刻者」とは“頑固もの”の意味。呼び名の 「いっこもん」は南九州の話言葉に由来します。

芋 と 芋 麹 だ け のつくりにこだ わった“芋100%” の本格焼酎は、 芋 本 来 の 甘 い 香りとすっきり と上品な味わい で人気を博して います。

Epoch-Making

Product

2001 2011

タカラcanチューハイ

1980年代前半のチューハイブームを受けて、 「日本初の缶入りチューハイ」として発売

されました。手軽に飲めることや、シンプル で斬新なパッケージデザインなどが若者に 支持され大ヒットし、ソフトアルコール飲料 という新たなジャンルを創造しました。

Epoch-Making

Product

1984

(8)

商品力と多様化する和食ニーズへの対応力で、

海外市場を深耕

世界各地に日本食材卸ネットワークを構築

 “和食ブーム”が全世界で広がる中、宝酒造グループは いち早く海外での日本食材卸市場に進出し、積極的に事業 を拡大してきました。欧州市場では2010年のフランス・ フーデックス社を皮切りにイギリスのタザキフーズ社、スペ インのコミンポート社を相次いでグループに迎え入れ、現在 は欧州最大規模の日本食材卸グループを形成。米国市場でも 長年の協力関係にあるミューチャルトレーディング社との 資本関係を近年さらに強化し、強力なパートナーシップの もと、事業戦略を進めています。

 各国での日本食人気の高まりを受けて、海外グループ会社 はいずれも順調に業績を伸ばしており、今後も海外酒類事業 とのシナジー発揮により、さらなる拡大を目指しています。

 1978年、日本人起業家によってロンドンに創業したタザキ フーズは、イギリスの日本食材卸業界におけるパイオニアかつ

トップ企業。イギリス内の日本食レストランやスーパーマー ケットにコメ、Sake(清酒)、海苔、ドレッシング、醤油、冷凍 食材などを販売するほか、他の欧州諸国への輸出ビジネスも 堅調に拡大させています。

 同社の大きな強みは1995年に現地向けに立ち上げたプライ ベートブランド「Yutaka」の商品群。イギリスの消費者にもわかり 易いパッケージデザインや現地ニーズに応じた容量・価格設定 などによって英国内の多くの小売店で定番商品となっており、 業務用食材分野でも確固たるポジションを確立しています。 「Yutaka」ブランドの高い認知度を活かし、タザキフーズでは

イギリス各地で開催される食の展示会への出展や、YouTube、 Facebookなどを通じた積極的な情報発信にも努めています。

〈イギリス・タザキフーズ社での取り組み〉

「Yutaka」ブランドを強みに事業を拡大

 現在のイギリスでは日本食材へのニーズが二極化しています。 テイクアウト型スシチェーン店の普及などによってSushi (スシ)や和食が以前より身近な存在になってきたことで、より 安価な商品が求められる一方、「良い食材を使いたい」という こだわりを持ったレストランも増えています。日本で修行した

シェフが開いた店などからは、単にコメではなく「富山のコシ ヒカリ」や「あきたこまち」といった産地・ブランドの指定を受ける こともしばしばあります。

 タザキフーズでは日々の営業活動を通じてこうした市場の 変化を読み取り、それぞれの顧客ニーズに対応した商品開発 や情報発信を進めています。例えば最近の英国料理界では 「Umami(旨み)」が注目を集め、ハイクラスの日本食レストラン では「伝統的なやり方でダシをとりたい」というシェフも増えて いることから、日本の鰹節メーカーと連携して鰹節の正しい 知識の普及や上手な使い方の提案にも力を入れています。

市場ニーズの変化に対応した提案の推進

の講座に「Sake」のカテゴリーができるなど、清酒そのもの の認知度は上がっているものの、イギリスではまだ和食ととも にSakeを楽しむ食習慣が浸透していません。しかしSakeの 新しいサービスを広げたいと望む日本食レストランは着実に 増加しており、同社が店側からスタッフ研修「Sake Training」 を依頼されるケースも多くなっています。

 こうした動きに対応し、同社ではSakeに関するセールス 教育を強化するとともに、蔵元との連携によってSakeの特徴 や背景、造り方といったストーリーの発信による新たなニーズ 開拓を始めています。清酒メーカーでもある宝酒造グループ のシナジーも活かしながら、和食とSakeのさらなる需要を喚起 し、イギリス市場への日本食文化の浸透を進めていきます。

 タザキフーズにおける現在の大きな戦略テーマは、Sakeに 対する潜在ニーズの開拓です。ワインの教育機関“WSET※

「和食とともに楽しむSake」で

新たなニーズを喚起

特 集

2

宝酒造グループ

欧州における海外日本食材卸ネットワーク

世界の日本食レストラン店舗数の推移 2015年

データ出所:農林水産省

※ 図中上段は2015年の店舗数、下段カッコ内は2013年の店舗数 タザキフーズの「Yutaka」ブランド

コミンポート

(ポーランド)

フーデックス

(ベルギー)

フーデックス

(オランダ)

フーデックス

(パリ本社)

コミンポート

(スペイン)

タザキフーズ

(イギリス)

フーデックス

(イタリア)

フーデックス(スイス)

フーデックス

(南フランス)

<ロシア>

1,850

(約

1,200

店) <北米>

25,100

(約

17,000

店)

<オセアニア>

1,850

(約

700

店)

<中南米>

3,100

(約

2,900

店)

<アフリカ>

300

(約

150

店)

<欧州>

10,550

89,000

2006年

24,000

2013年

55,000

(約

5,500

店) <アジア>

45,300

(約

27,000

店)

<中東>

600

(約

250

店)

※ WSET(Wine & Spirit Education Trust):ロンドンに本部を置く世界最大 のワイン教育機関

スーパー店頭に並ぶ「Yutaka」ブランド 展示会ブース

タザキフーズ社屋と倉庫内の様子

(百万円)

宝酒造グループ海外売上高推移

0 5,000 15,000

10,000 20,000 35,000

30,000

25,000

2012年 2013年 2014年 2016

2011年 2015年 (3月期)

フーデックス

タザキフーズ コミンポート

(9)

2,107

自社単独開発プロジェクト 対象疾患 進捗(2016年3月31日現在)

提携プロジェクト 対象疾患 進捗(2016年3月31日現在)

商業化目標

腫瘍溶解性ウイルス HF10(TBI-1401) 日 本

腫瘍溶解性ウイルス HF10(TBI-1401) 米 国 日 本 日 本 日 本

2019年3月期 2021年3月期 2021年3月期

Phase Ⅱ  進行中 Phase Ⅲ 計画中 Phase Ⅰ/Ⅱ 開始準備中 Phase Ⅰ 進行中 Phase Ⅰ 進行中 計画中 Phase Ⅰ 進行中 メラノーマ

メラノーマ 膵臓がん 日 本 食道がんなど 日 本 食道がんなど 日 本 小児ALL※

米 国 HIV感染症 滑膜肉腫 成人ALL※

NY-ESO-1(TBI-1301)

NY-ESO-1(TBI-1301) MAGE-A4(TBI-1201) CD19・CAR(TBI-1501)

CD19・CAR(TBI-1501) 分子標的T細胞療法

分子標的T細胞療法

siTCR

siTCR CAR

CAR

MazF遺伝子治療

Phase Ⅰ  進行中 Phase Ⅱ 開始準備中 Phase Ⅰ/Ⅱ 開始準備中 Phase Ⅰ/Ⅱ 開始準備中

※ ALL:B細胞性急性リンパ芽球性白血病

再生医療等製品開発支援サービスと

遺伝子検査支援サービスを

ワンストップで提供

 国内における再生医療市場の拡大に対応して、遺伝子・細胞 プロセッシングセンターを中核とした再生医療等製品や、 バイオ医薬品などの開発・製造支援サービス(CDMO事業) に注力しています。

 2015年8月には、遺伝子・細胞プロセッシングセンターに隣接 する新研究棟が完成。2017年3月期中にバイオメディカル センターを同拠点に統合・集約することで、再生医療等製品 開発支援サービスと遺伝子検査支援サービスをワンストップで 提供する体制が整いました。さらに2017年には神奈川県 川崎市殿町地区に細胞加工施設を設置する予定で、CDMO 事業のさらなる拡大を図っていきます。

日・米・欧・中の4拠点での研究開発、

3ブランドでの研究用試薬の拡販

 安定した収益の維持・拡大に欠かせない研究用試薬に関して は、日・米・欧・中の4研究開発拠点が特性を活かした開発テーマ を分担し、製品開発力を強化しています。iPS細胞などの幹細胞 応用分野や次世代シーケンサー関連、ゲノム編集などの先端 研究や創薬支援に向けた新製品・新サービスの世界展開を 加速しています。

  また、アジアでは「TaKaRa®」、欧米では「Clontech®」、 幹細胞関連製品では「Cellartis®」と、それぞれのブランド力 を活かして、各市場での販売拡大を目指します。

「選択と集中」により、

遺伝子医療事業の早期商業化を目指す

 将来の成長分野である「遺伝子医療事業」の臨床開発プロ ジェクトについては、「選択と集中」により、自社単独で承認 申請まで開発を行うプロジェクトを選択しました。日本に おけるメラノーマを対象としたHF10をはじめ、現在3つの プロジェクトに注力し研究開発費を投入していくことで、 早期の商業化を目指します。

 また、他社との提携により、開発の効率化や早期商業化 が期待されるプロジェクトについては、共同開発による展開 を積極的に推進していきます。

特 集

3

タカラバイオグループ

TOPICS

CDMO事業売上高推移

地域別売上高内訳 グローバルな研究開発拠点

Takara Bio Europe AB

宝生物工程(大連)

有限公司 Takara Bio USA , Inc.

タカラバイオ株式会社

(百万円) 7,000 6,000

5,000

4,000

3,000 2,000

1,000

0

消耗品 サービス

6,304 5,717

10,960 13,050

5,133 3,907

2,551 1,356

2,853 1,430

3,026 3,526 2,191

4,026 2,278

4,284

16,113

研究開発費/売上高研究開発費率推移

臨床試験(治験)開発スケジュール

新研究棟 遺伝子・細胞プロセッシングセンター

優れた革新的な技術によって設計、建設、運営されている医薬品や医療機器の製造・開発 施設に対して、国際製薬技術協会から授与される2016年ファシリティ・オブ・ザ・イヤー に遺伝子・細胞プロセッシングセンターが選ばれました。CDMO事業で求められる多品目 の再生医療等製品などを安全かつ効率的に製造できる施設として、設計、運営、環境面 などの調和が取れている点が評価されたことによるものです。

遺伝子・細胞プロセッシングセンターが

2016年ファシリティ・オブ・ザ・イヤーを受賞

2015年

(百万円) 20,000

15,000

10,000

5,000

0

2014年 2015年 2016年(3月期)

2016年 2017年 2019年

(3月期) (計画) 2018年

(計画) (予算)

その他 1.4% 欧州

7.9%

中国を 除く アジア 5.3% 中国

19.5% 米国20.1% 日本 45.8% タカラバイオグループ海外売上高推移

2014年 2015年 2016年 2017年 2019年 (3月期) (百万円)

(計画) 2018年 (計画) (予算) バイオ産業支援事業 遺伝子医療事業

共通 医食品バイオ事業

(%) 売上高研究開発費率

16.3 16.3 14.8

14.8 15.615.6 12.7

12.7 13.113.1 14.414.4

3,026 3,401

4,275 4,577

5,060 5,558

バイオメディカルセンター

次世代シーケンサーによる

遺伝子解析SNPタイピング 品質試験セルバンクの作製、保管iPS細胞や各種細胞等の製造、 ウィルスやプラスミドベクター製造

次世代シーケンサーや各種アレイ解析システムを用いた解析 シングルセルやゲノム編集などの先端的技術

遺伝子、抗体、たんぱく質などの作製、解析

遺伝子・ 細胞プロセッシングセンター

遺伝子検査支援 サービス

先端的研究支援サービス

遺伝子工学/細胞工学 基礎研究支援サービス

再生医療等製品 開発支援サービス

2016年 3月期

8,000

6,000

4,000

2,000

0

20.0

15.0

10.0

5.0

0

収益力の強化と成長分野への集中的な

(10)

2016年3月期の業績

カテゴリー別事業概要

海 外 で の 事 業 展 開

Overseas

宝グループの中核事業である酒類・調味料事業の歴史は、1842年までさかのぼり ます。以来170年にわたり、時代や消費者が求める価値観や嗜好に対して、常に 独創的で確かな技術に裏付けられた安心できる商品の提供を使命として活動を 続けています。現在の商品カテゴリーは、焼酎、清酒、ソフトアルコール飲料、 調味料のほか、ワイン、ウイスキー、中国酒、原料用アルコールなど多岐に広がり、 こうした製品を日本国内のみならずグローバルに提供しています。さらに、海外 では日本食レストラン向けや小売店に和食の食材・調味料などを販売する海外 日本食材卸事業の基盤構築にも注力しています。

宝酒造グループ

● 売上高は、前期比1.0%増収の192,025百万円となりました。主力の焼酎など

が減収となったものの、ソフトアルコール飲料や海外日本食材卸事業などの 伸長により、売上高全体では増収となりました。

●利益面では、売上高の増加と原価率の改善により売上総利益が大きく増加

したため、販売費及び一般管理費において人件費や販売促進費などが増加 したものの、営業利益は前期比7.3%増益の8,410百万円となりました。

(酒類・調味料事業)

焼 酎

 長年培ってきた独自の蒸留技術や貯蔵技術によって、時代が求める焼酎を追求し、市場を創造し続ける ことで、焼酎市場の発展に貢献してきました。 

 甲類焼酎では、伝統と安心の甲類焼酎No.1ブランド “宝焼酎”、樽貯蔵熟成酒を3%ブレンドしたひとクラス上 の“極上〈宝焼酎〉”、発売から30年以上のロングセラーを続ける“宝焼酎「純」”など、独自の品質と味わいを持つ ブランドによりトップシェアを堅持しています。また、本格焼酎では芋100%にこだわった“全量芋焼酎「一刻者(いっこ もん)」”、麦本来の味わいを追求した“本格麦焼酎「知心剣(しらしんけん)」”をはじめとするこだわり商品、日常の晩酌 ニーズにきめ細かく対応する「よかいち」など、独自の技術によるオリジナリティーのある商品を開発・育成しています。

清 酒

 松竹梅は、「よろこびの清酒」として慶祝・贈答市場におけるトップブランドの地位を確立しています。  2001年には「本当に旨くてよい酒とは何か」を徹底的に追求するため、伝統的な手造りの原理を再現した 最新鋭の設備と、人の手で行う酒造りの両方をあわせもった松竹梅白壁蔵(しらかべくら)を完成させ、新感覚 のスパークリング清酒“松竹梅白壁蔵「澪(みお)」”や“松竹梅「白壁蔵」〈生酛(きもと)純米〉”などの高品質酒を 送り出しています。また2011年には、二段酵母仕込みで「コクがあってすっきり辛口」の“松竹梅「天」”に新容器 パウチパックを発売。お客様の多様なニーズに応えます。業務市場においては“松竹梅「豪快」”が多くのお客様 からご支持をいただいています。これからも松竹梅は造りや原材料にこだわり、新しい商品を提案していきます。

ソフトアルコール飲料

 下町の大衆酒場で愛され続ける辛口な味わいを追求した“タカラ「焼酎ハイボール」”や、1984年に日本初の 缶入りチューハイとして衝撃的なデビューを飾って以来、30年以上にわたりご愛飲いただいている“タカラ canチューハイ”など確かな技術に裏打ちされた独自のおいしさが多くのお客様からご支持をいただいています。  また、業界初となる果汁を使用しながらも糖質ゼロ、プリン体ゼロ、甘味料ゼロ、香料ゼロ、着色料ゼロと 5つのゼロを実現した“タカラ果汁入り糖質ゼロチューハイ「ゼロ仕立て」”や今までにない新しいスタイルの 味わいを実現した “タカラ「ネオ酒場サワー」”などお客様に新しいおいしさをお届けする商品の開発・育成に 取り組んでいきます。

調味料

 本みりんのトップブランドとして日本の食文化とともに進化・発展を続けてきた“タカラ本みりん”や、 食塩0(ゼロ)の料理清酒“タカラ料理のための清酒”など、「お酒のチカラでもっとおいしく」をテーマに、 料理をおいしく、食卓を豊かにする様々な酒類調味料をご提案しています。

 また、加工業務用市場に向けては、惣菜や加工食品などに適した酒類調味料「京寶」ブランドやだし調味料 などの商品を取り揃えるとともに、食品分析や調理効果研究、レシピ開発などお客様とともに様々な課題 解決に取り組んでいきます。

192,025

百万円

(前期比+1.0%) 売上高

焼酎 清酒

ソフトアルコール飲料 調味料

海外日本食材卸 その他

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

30.9% 12.9% 14.5% 12.7% 10.8% 18.2% カテゴリー別

売上構成比

(前期比+7.3%)

8,410

百万円

営業利益

事業概況

(2016年3月期)

 近年、健康志向の高まりによりおいしくヘルシーな日本食が 世界中で広がりを見せている中、清酒「松竹梅」やタカラ本みりん をはじめとする宝酒造製品の輸出および現地での製造・販売を 行う海外酒類事業、海外の日本食レストランや小売店に日本食材 などを販売する海外日本食材卸事業を2つの柱として事業を展開 しています。

 海外酒類事業は米国全土および欧州向けに清酒やみりん などを製造・販売する米国宝酒造、中国で清酒や本みりん、焼酎 の製造・販売を行う宝酒造食品、バーボンウイスキー“ブラントン” を扱うエイジ・インターナショナル社、スコッチウイスキーの 製造・販売を行うトマーチン社の4社を軸に、事業展開を積極的 に進めています。

 また、海外日本食材卸事業はフランスのフーデックス社や イギリスのタザキフーズ社、スペインのコミンポート社をグループ に迎えるとともに、長年の協力関係にある米国ミューチャルトレー ディング社との連携を強化するなど、世界での日本食材卸ネット ワークを拡大し、事業の拡大を進めています。

参照

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普通体重 18.5 以上 25.0 未満 10~13 ㎏ 肥満(1度) 25.0 以上 30.0 未満 7~10 ㎏ 肥満(2度以上) 30.0 以上 個別対応. (上限

製造業その他の業界 「資本金3億円を超える」 かつ 「従業員数300人を超える」 「資本金3億円以下」 または 「従業員300人以下」

(注2) 営業利益 △36 △40 △3 -. 要約四半期 売上高 2,298 2,478

標値 0 0.00% 2018年度以上 2018年度以上 2017年度以上

工藤 2021 年度第1四半期の売上高は 5,834 億円、営業利益は 605 億円、経常利益 652 億 円、親会社株主に帰属する四半期純利益は

②上記以外の言語からの翻訳 ⇒ 各言語 200 語当たり 3,500 円上限 (1 字当たり 17.5

(A)3〜5 年間 2,000 万円以上 5,000 万円以下. (B)3〜5 年間 500 万円以上

り、高さ3m以上の高木 1 本、高さ1m以上の中木2 本、低木 15